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2016シーズンを振り返って [柏レイソル]

 1年前、監督を交代して2016シーズンを迎えることに不安を感じていた。その不安は悪い形で的中し、今シーズンのレイソルはいきなりつまづき、ミルトン・メンデス監督は1stステージ磐田戦後に事実上の解任された。私は監督交代をある種のギャンブルだと思っている。実際、それによって明るい未来が保証されるわけではないのだが、どこのチームも、状況が悪くなると監督の首をすげ替えて事態を打開しようとする。

 今シーズンのレイソルは、幸いにも監督交代が「吉」と出た。

 監督交代があった当時は、もう少し様子を見ても、という気持ちもあった。しかし、シーズンが終わって振り返れば、早めに手を打ったことがよかったのだと納得する。

 下平隆宏監督が引き継いだことで、レイソルのスタイルは吉田達磨元監督から進めてきたものがより鮮明になった。下部組織で指導してきた選手を積極的に起用し、スタメン、ベンチ入りの18人の半分以上が下部組織出身者という試合も少なくなかった。これは他のJクラブではまず見られないもの。GK中村航輔、DF中谷進之介、中山雄太は完全にレギュラーに定着し、MF秋野央樹もアンカーとして欠かせない選手となった。湘南から復帰した中川寛人も、出ればチャントで歌われるようにピッチを走りまくった。チーム全体も若返りが進んだように感じる。
 一方で、FW陣は他クラブからの移籍組がレギュラーを張った。「やたらと速い」伊東純也が右サイドに、左にシーズン途中で再加入したクリスティアーノ、中央に今季加入ディエゴオリベイラが構える攻撃陣に、下部組織出身者の入る余地はあまりなかった。富山に期限付き移籍した大島康樹が、来季はどこまで頑張れるか。
 こうやってみると、守備陣と中盤を下部組織出身者で構成し、前線には個の力に秀でた選手を引っ張ってくるように見える。それは後ろを日本人で固め、攻撃をブラジル人に任せる、かつてのレイソルのスタイルを思い出す。

 リーグ戦を振り返ると、年間勝ち点では8位だったが、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位とは勝ち点差5。数字だけを見ると、シーズン序盤につまづいたことがACLに届かなかったように感じる。しかし、年間最多勝ち点の浦和とは大きく差をつけられた。まだまだチームは発展途上。
 1stステージは5連勝が1回、2ndステージは3連勝が2回あった。勝っている間はなかなか負けない時期が続くが、一度負けると白星まで3試合以上かかるパターンが多かったように感じる。若いチーム故なのかは判断が難しいが、波をなくし、内容が今ひとつでも勝ち点3が確保できる強さを併せ持たないと、優勝争いは難しいだろう。
 今シーズンの結果には、満足よりも安堵の気持ちの方が強い。しかし、2017シーズンは今よりも上を求めたい。
 クラブワールドカップに出場するには、2017シーズンに出場資格を得た上で、2018シーズンのアジアチャンピオンズリーグを制さないといけない。ハードルは高いが、チームもサポーターも「柏から世界へ」の看板を下ろすつもりはないと思う。私もない。
 
 
 シーズンが終わり、来季の陣容が少しずつ見え始めている。すでに山中亮輔が横浜F・マリノスへ、増嶋竜也が仙台(期限付き)へと移籍し、稲田康志は契約満了。年末には湯澤聖人が京都、秋野が湘南への期限付き移籍が発表され、長崎へレンタル中だった木村裕はそのまま長崎へ完全移籍した。スポルティングCPからレンタルで再加入していた田中順也も神戸への移籍が決まった
 加入では小池龍太が山口から移籍してきた。レギュラーが固定されるポジションが多い中で、右サイドバックはシーズンを通して伊東、湯澤、茨田陽生とレギュラーが入れ替わった。右サイドバックが本職の湯澤をはずして中盤が戦場の茨田を入れたところに、下平監督の起用のスタンスが見える。そこに小池が加入することで、今季は出場がほとんどなかった今井智基を含め、右サイドバックのレギュラー争いはさらに激しくなりそうだ(茨田には移籍の報道あり)。
 また、ユースからは古賀太陽が昇格し、流通経済大から橋口拓哉の加入が決まっている。例年、1月の新体制発表前まで動きがあるので、誰が加入するのか見守りたい。

 自分自身の観戦を振り返ると、今季は昨シーズンよりも観戦する機会が増えたが、シーズン途中で転勤し、それ以降はテレビ観戦となった。来季、どれだけ生でレイソル戦が見られるかは不透明だが、アジア、世界へ向けて引き続き応援する。観戦試合を増やすことも自分にとっては大きな目標になりそうだ。

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